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2 0 1 8
年
2
月
1 9
日
株式会社日本格付研究所(
JCR
)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社
NTT
ドコモ
(証券コード:9437)
【据置】
長期発行体格付
AAA
格付の見通し
ネガティブ
債券格付
AAA
発行登録債予備格付
AAA
■格付事由
(1)
移動通信の国内最大手企業。新技術の採用を積極的に進めており、データ通信では受信時最大
788Mbps
の「
PREMIUM 4G
」を提供し、対応する基地局は
95,000
局(
17
年
12
月末)に達している。お客さま還元
にも継続的に取り組んでおり、
18
年
2
月にはウルトラパックのドコモ光セット割との割引額拡大を実施
した。
(2)
足元、携帯電話の契約数は着実に増加し、解約率は低位で推移している。光ブロードバンドサービス「ド
コモ光」の契約獲得も順調である。コンテンツなどの付加サービスの営業収益は拡大している。業界トッ
プ企業としての強固な事業基盤に変化はなく、当面、高水準のキャッシュフロー創出力は維持され、業績
は堅調に推移するであろう。良好な財務内容の維持も可能と見ている。以上より、格付は据え置きとした。
見通しはネガティブとしているが、これは
JCR
が日本国のソブリン格付の見通しをネガティブにしてい
ることに伴う対応である。
(3)
移動通信業界では、
MVNO
(格安
SIM
)の普及により、競争はますます激化している。それに対して当社
ではユーザーニーズに合致した新たな料金・サービスを継続的に投入しており、一定の競争力は維持され
ている。ネットワークやマーケティングに関連したコスト削減にも取り組んでおり、着実に成果が生まれ
ている。加えて通信事業のアセットを活用した様々な付加サービス(コンテンツ・コマースや金融・決済
などに関連したスマートライフ領域)は順調に成長している。これらの結果、
18/3
期の営業利益は
9,600
億円(前期比
1.6
%増)を計画しており、
19/3
期以降の業績も順調に推移すると見ている。
(4)
財務面では、自己資本比率が
70
%台を維持しており、良好な内容に変化はない。基地局の整備などネッ
トワークの強化を進めているものの、効率的な設備投資に努めており、設備投資額は
6,000
億円弱まで減
少している。当面、設備投資はコントロールされ、現状の財務内容は維持されるだろう。
(担当)千種
裕之・本西
明久
■格付対象
発行体:株式会社
NTT
ドコモ
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付
AAA
ネガティブ
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 15 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
800 億円
2008 年 6 月 11 日
2018 年 6 月 20 日
1.96%
AAA
第 17 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
300 億円
2008 年 12 月 3 日
2018 年 9 月 20 日
1.77%
AAA
第 20 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
500 億円 2013 年 11 月 21 日
2023 年 9 月 20 日
0.73%
AAA
対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日
:
2018
年
2
月
14
日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者
:涛岡
由典
主任格付アナリスト
:千種
裕之
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」
(
2014
年
1
月
6
日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」
(
2014
年
11
月
7
日)
、
「通信」
(
2011
年
12
月
7
日)
、
「親子関係にある子会社の格
付け」
(
2007
年
12
月
14
日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
株式会社
NTT
ドコモ
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
JCR
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、
JCR
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・
格付関係者が提供した監査済財務諸表
・
格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCR
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
JCR
に対して直近
1
年以内に講じられた監督上の措置
:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には
当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。